京都二条城そばの京町家スイート

うさぎのつぶやき

京都2020.01.27
壬生大念佛狂言

今年は暖冬で寒いのが苦手な私には有難い気候です。皆さまはいかがお過ごしでしょう。

もうすぐ節分ですが、京宿うさぎにも近い壬生寺での節分行事をご紹介いたします。

 

壬生寺は御所から見て南西(裏鬼門)に位置し、節分のお祭りをして鬼を封じるという意味があるそうです。因みに表鬼門は吉田神社でこちらも賑やかにお祭りが行われます。

 

今回は、壬生寺の行事「節分会(せつぶんえ)」で公開される「壬生狂言」についてです。

壬生狂言は、正しくは「壬生大念佛狂言(みぶだいねんぶつきょうげん」と言い、昭和51年に国の重要無形民俗文化財として、京都府下では第一番に指定を受けています。

 

壬生寺は、境内の壬生塚に新選組隊士が祀られていることで有名ですが、「壬生寺のカンデンデン」と親しまれる、伝統芸能「壬生狂言(みぶきょうげん)」も大変人気が高く、年に3回ある公開時には数多くの方が訪れ、屋台の出店とお参りの人で溢れかえる大賑わいです。

 

壬生狂言の始まりは、鎌倉時代に勧善懲悪・因果応報という仏の教えを分かりやすく伝えようとしたもので、なんと700年以上の歴史があります。

すべての演者が仮面をつける無言劇で、鉦(かね)や太鼓、笛の囃子(はやし)に合わせて身振り手振りで演じます。 

衣装や道具も京の伝統工芸の技が活かされたものが多く、思わず見入ってしまいます。

 

この壬生狂言を演じているのは、「壬生大念佛講(こう)」の方々です。いわゆるプロの方ではなく、会社員、自営業などの本職をもち、小学生から70歳台の長老まで、おもに地元に居住する方々で、地元の伝統文化を伝承しようと修練を積んでおられます。「衣裳方(かた)」と呼ばれる衣裳の着付担当以外は全員が男性です。

 

節分会では、昇殿特別祈祷、お練り供養、大護摩供養、厄除け護摩祈祷、星祭などが執り行われますが、面白いのは、炮烙(ほうらく)という素焼きのお皿を購入して、願いごとなどを書いて奉納する独特の風習があるのです。 

この炮烙は、4月に行われる壬生狂言の序曲「炮烙割(ほうらくわり)」の中で割られ、奉納者はその年の災厄を免れて福徳を得られると伝わっています。1回の上演ごとに1000枚ほど割られるのですが、その豪快な割れっぷりには胸がすきます。

 

壬生狂言は、庶民に娯楽として親しまれたために 、現在でも30の演目が残っていて、毎年上演されています。

節分会では、厄除・開運を祈願して、壬生狂言の「節分」という題目だけが1日8回繰り返して上演されます。

春と秋の公開は有料ですが、この節分の公開は無料なんです!

招福ぜんざいも無料で配られてお得感満載です(午前十時から、先着1000人)。

 

壬生狂言の演目「節分」のあらすじは、

節分の日に夫を亡くした女が、厄を払うまじないをかけてもらう。

その後、打ち出の小槌を使って人間の姿に化けた鬼が女へ近づく。

女を喜ばせようと、鬼は打ち出の小槌で美しい着物を次々と出していく。

それに女は喜んで、宴を開いて鬼に酒をすすめる。

鬼は酒をたくさん飲み、やがて酔いつぶれてしまう。

鬼が酔いつぶれている隙に、女は打ち出の小槌を奪い、鬼の着ている着物まで剥ぎ取る。

女に鬼だと正体がばれてしまう。

仰天した女の悲鳴に、鬼は驚いて目を覚ます。

鬼は全て無くなったことに怒り出すが、女は鬼の嫌いな豆をまいて鬼を追い払う。

 

鳴り物の音も楽しく、動きもユーモラスで笑いを誘う狂言なのですが、

「鬼 (病気、災厄や貧困など様々な不幸)を招く甘い誘惑に負けずに、マメ(まじめに、こつこつ)に働くことによってこそ、福徳は得られるものである」

という教えを伝える狂言だそうで、ユーモラスな表現の中に深い教えがあるのですね。

 

大人気の壬生狂言ですが、鑑賞のルールがあります。

写真も動画も撮影禁止なのです。

撮影してインスタなどに・・はと思う気持ちはやまやまですが、ここは気持ちを切り替えてじっくりと舞台に楽しみましょう。 

雨の日の露天の客席では傘が邪魔になるので是非、雨合羽のご準備を。

 

今年の壬生狂言の日程、上演時間は、

2月2日(土)、3日(日)(壬生寺節分会は2日~4日)

両日共に13時~20時まで、毎時0分に開演です。

上演時間は約40分で、入れ替え制です。

詳しくは、壬生寺のサイトなどでご確認ください。

 

700年の長きに渡って、土地に根差し、途切れず続いてきた壬生狂言は、ずっと愛されてきた存在ですね。

皆さまも是非その魅力を味わいにどうぞお越しくださいませ。

壬生狂言 IMG_00252.jpg

メディア掲載2020.01.26
カタログ撮影で客室をご利用いただきました

その日は長い大きな絨毯から小さな絨毯まで、多数の絨毯が京宿うさぎの室内に持ち込まれました。そして色々な場所に飾り物や造花と共に綺麗な絨毯が配備され、撮影は始まりました。今回お宿を撮影場所に選んでくださったのは、絨毯卸の会社「Purevell プレーベル」さんで、京都市山科区からいらっしゃいました。

今回の撮影は、展示会用のカタログや、商品の紹介パンフレットに利用されるとのことで、広々した京宿うさぎの室内を撮影場所として利用くださいました。撮影の合間に客室をのぞかせていただくと、シルクの手織り絨毯が和室の畳に敷かれていたり、玄関の上り口に厚めのウールの絨毯が置かれていたりして、私達スタッフもうっとり!普段とは違う客室を見て、驚きと嬉しさが隠せませんでした。

絨毯を敷くだけでこんなに雰囲気が変わるとは!本当に素敵でしたよ。撮影途中に色々な画像を見せてもらえて良い体験ができました。

きれいに仕上がったPurevell様のカタログ「ギャベ展」の一部をご紹介させていただきます。

京宿うさぎは撮影場所として、客室や敷地内(石畳や玄関先など)をお貸ししております。ご利用についてのご相談は直接お問い合わせください。どうぞよろしくお願い致します。

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お知らせ2020.01.01
新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

昨年は格別のご愛顧を賜りまして誠にありがとうございました。

令和初めてのお正月を迎えられましたことに、京宿うさぎ一同感謝するとともに皆様のご発展をお祈り申し上げます。

 正月用2.jpg

 2020年は東京で2回目のオリンピックが開催され、日本にとって大きな節目となります。

本年は「子年」にあたり、再び新しい十二支のサイクルがスタートする年でもあります。

正月用3.jpg植物に例えると成長に向かって種子が膨らみ始める時期であり、未来への大いなる可能性を感じさせます。

京宿うさぎのより発展を願って、スタッフ一同邁進してまいります。今年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

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