新元号「令和」が発表され、平成の代も残すところ 二十日となりました。
京都では平成最後の桜が満開を迎え、風に舞う花びらに心癒されています。
日本に正式な"国花"はないのですが、日本を代表する花は?と問われれば "桜" と答える方が多いことでしょう。 ですが、「令和」の由来となった万葉集では 梅の花を愛でていますし、競技かるたの序歌に選ばれている難波津の歌でも、咲くや〝この花″ は 梅の花を示すように、今ほど桜ばかりに心酔していたわけではなかったようです。
桜がなぜこれほどに愛されたのか、一説には平安時代に嵯峨天皇が地主神社の桜を大変気に入って毎年献上させるほど、桜をこよなく愛したことが一因となったとか。
日本初のお花見も、嵯峨天皇が主催しています。 812年に祇園祭り発祥の地としても知られる神泉苑で(京宿うさぎのすぐ近くです!)「花宴の節(せち)」を催したと記録されています。 その後 花見は定例の行事となり、高貴な方々の間で広がっていったようです。
花見といえば桜となったのは平安時代ですが、千年以上に渡り桜が日本人に愛され、心の中にあり続けたことには感慨深いものがあります。
京都には桜の名所が数多くありますが、この季節は名所に限らず町のそこここが桜色に染まるほど、美しい姿が見られます。
それでは、今年出会った桜達をご紹介しましょう。
京宿うさぎから最寄りの二条駅。 桜がお出迎えしてくれています。
六角堂の枝垂れ桜
ご近所にある紅枝垂れ
土手で見つけました。緑とのコントラストが美しい
漆黒の中に白く浮かび上がる夜桜も一興
こんなところにも桜(笑)
ご近所の和菓子店「よし廣」の春限定、桜クリームどら焼きと桜カップケーキ
どちらも桜あんが入っていて、美味しく春を味わいました。 次は桜餅かな・・
最後にちょっと面白い写真を1枚
これは日泰寺の桜。京都ではないのですが、写真好きの友人が、360度カメラを駆使して撮影、加工した写真です。
桜の嵐に巻き込まれ、吸い込まれていくような、そこから時を越えてどこかに行けるような、そんな不思議な気持ちになったので、掲載お願いしました。ご協力感謝します。
もうすぐソメイヨシノはその時期を終えますが、これから見頃を迎える 仁和寺や原谷苑などの遅咲きの桜たちが待っています。 京都でみやびやかに観桜をお愉しみください。
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