京都二条城そばの京町家スイート

うさぎのつぶやき

京都2018.08.29
真赤な万願寺とうらがし

きれいな赤い色の万願寺とうがらし。

見た目は鬼のように辛そうですが、実はとても甘いのです。

夏の終わりのこの時期にだけお店に出回ります。

MGJ.jpg

緑色の万願寺とうがらしは皆さんもおなじみだと思いますが

赤万願寺は大正時代に京都で生まれたお野菜だそうです。

伏見とうがらしとピーマンのかけ合わせで、緑から赤に変わってから

収穫するため、肉厚で甘く青臭さもありません。

赤い色は食欲をそそりますね。

出汁に入れ薄切り椎茸と赤万願寺をコトッと炊いたり、

夏野菜と一緒に炒めたり、

サラダの色味に刻んで入れたり、大活躍です。

京都2018.08.22
東福寺で座禅と写経

記録的な暑さが続くこの夏、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

ここ京都でも地震、台風、大雨、猛暑と目まぐるしくて落ち着かない日が続いています。

こんな時こそ心が穏やかに過ごしたいものですね。

 

少し前になりますが、京都の東福寺で座禅と写経の体験をさせていただく機会に恵まれました。 観光スポットしても人気が高いので体験レポートともにご紹介いたします。

 

臨済宗東福寺派の本山である東福寺は、鎌倉時代に建立された歴史の深い寺で、重要文化財に指定されている数多くの建造物、園庭があり見どころが満載です。 ことに紅葉に関しては京都でも随一と言われている名所。シーズンには多くの観光客でにぎわいます。 

IMG_4559-2(Web大)東福寺本堂.JPG東福寺本堂

IMG_4542-2 東福寺三門(国宝).JPG東福寺三門(国宝)

IMG_4568-2(Web大)東福寺案内図.JPG

東福寺案内図

 

座禅を行う禅堂も重要文化財に指定されています。

IMG_4543-2(Web大)東福寺禅堂外観.JPG東福寺禅堂外観

IMG_4544-2(Web大)東福寺禅堂中1.JPG

IMG_4549-2(Web大)東福寺禅堂中2.JPG

昼過ぎのこともあり、禅堂の中に入っても暑さはおさまらず、中々吹き出す汗が止まりませんでした。 僧侶の方から座禅の作法や姿勢の説明があり、どらのような鐘の合図で座禅が始まりました。

座禅は仏教、禅宗の修行の一つで中核をなすものです。 調身、調息、調心と言われ、姿勢を正し、呼吸を整え、精神統一することで、仏の悟りの境地を自己に表現しようとします。 一般の私たちも座禅を行うことで、心を整え、精神を集中する力が身につくと言われます。

臨済宗では壁を背にしてあぐらをかきます。 結跡朕座といって両方の脚を組むか、片方の脚だけを組む半跡跣座をとります。組んだ脚の上に右の手のひらを上にして載せて、左手をかさねます。

背筋を伸ばし、体を左右、前後に揺らして安定した姿勢に整え、半眼(目を半開きにして1メートルほど先を見る)で丹田に意識を集中させ静かに複式呼吸します。

そして呼吸を繰り返す中で無念無想に近づいていきます。

 IMG_4553-2(Web大)東福寺禅堂中3.JPG

 ですが、人間そう簡単に無心にはなれず、色々な考えが湧いてきます。

座禅の最中に、邪念が入り集中できない時は、僧侶から警策(けいさく)と言って、背中を打ってもらいます。

 僧侶が自分のところで足を止めたら、右手を床に付き体を前に傾けます。 背中を打たれる音が静まったお堂に響きます。 もっと軽くたたくと思っていたのですが、結構な強さで正直痛みも伴います。 打たれた背中がじわじわ暖かくなり、体に広がっていくのが感じられます。 そうしていると、少し頭が空になっている気がしました。 あれ程の暑さや汗もどこかにいってしまったようです。

 

写経は別のところで行われるため、移動しました。

途中、「東福寺三名橋」の一つである「臥雲橋」(重要文化財)を渡りました。

IMG_4571-2(Web大)臥雲橋入口.JPG

渓谷に架けられた木造の橋で、川のせせらぎ、緑に覆われて涼しさを味わえます。 紅葉の時季はもちろん絶景なのですが、緑に覆われたこの時季もなかなかなものです。 人が少ないのが何よりですね。

IMG_4573-2(Web大)臥雲橋上.JPG

 

IMG_4583-2(Web大)勝林寺ハス.JPG

写経を行う勝林寺に到着しました。ハスが大きく葉を広げお出迎えです。

 

写経は仏教の経典を書写することを言います。当初は経典を伝承する手段として始まり、修行として行われるようになったとのことです。

IMG_4589-2(Web大)写経前.JPG

墨を擦り、お手本を見ながら書くのかと思いきや、般若心経が書かれたお手本の上に、半透明の紙が重ねてあり、その上を筆ペンでなぞって書く、初心者にはありがたいスタイルでした。

 IMG_4595-2(Web大)写経中.JPG

初心者に易しいとはいえ、一文字一文字丁寧に書こうとすると時間がかかります。その集中する時間には何事も考えず呼吸だけを感じて無心になると感じました。

 IMG_4597-2(Web大)お薄.JPG

書き終えてほっと一息、お菓子とお薄をいただきました。

 

IMG_4594-2(Web大)写経後.JPG

書き上がりはこんなになりました。まだまだ修行が足りませんね。

 

普段の暮らしの中では、じっくり静かに集中する時間を持つ機会はあまりないものですね。だからこそ座禅や写経のような、精神を統一し、自分と向き合う時間を設けると心が落ち着いてくるのではないかと思います。 今回はほんの体験でしたが、ざわついた気持ちが少し落ち着いたと感じました。

京都には、東福寺の他にもこのような体験ができるところが多くあります。 皆様もこのような時間をもって、心安らかになっていただければ幸いです。

まだ暑い日が続きます。どうぞご自愛お願いいたします。

甘味処・カフェ2018.08.17
京都のスイ~ツ&モーニング

皆様こんにちわ。

ここ京都には、美味しいスイーツのお店やカフェが点在しております。

今回は私が先週行った2件のスイーツ店とモーニングのお店をご紹介したいと思います。

まず1件目は、フルーツパーラーヤオイソさんです。

http://yaoiso.com/

IMG_20180801_104631.jpgこちらは色んなガイドブックにも載っている超有名店です。

あまり王道のお店には興味がないという方もいらっしゃいますが、ここは本当にオイシイんです!!

メインはフルーツサンドウィッチですが、写真のようにミニパフェなどのセットもあり正直迷います。

どのフルーツも高級感があり甘くて本当に美味しく、メニューには各フルーツの産地まで記載されている程こだわっています。

ちなみに私はこの桃パフェセットの前にフルーツロールケーキまで頂いています(これまたしっとりでフルーツ甘くて絶品!!)

ヤオイソさんに行かれる際は朝早くをお勧めします。なぜなら作りたてが頂けるからです。

作りたてはサンドしているパンもしっとりしていますし、フルーツの水分も吸っていませんので最高の状態で食べられます。

平日なら割と空いていますので是非どうぞ!

そして2件目、カカオマーケットバイマリベルさん。

http://www.cacaomarket.jp/ 

IMG_20180802_204010.jpgマリベルさんはチョコレートの専門店です。

この左上の黄色いケーキ、レモン味が爽やかで何個でもいけます!

手前はイタリアのお菓子カンノーロです。

チョコチップにはチョコクリームが、外の2つにはクリームが入ってそれぞれ違ったフレーバーが楽しめます。

そしてマリベルさんはカフェもやっているんです。

そのカフェがなんとも面白い!!

まず、店頭でお店の方にカフェ利用の旨を伝えます。そうすると、お店の方がカギを渡してくれるのですがこれがまた

おとぎ話に出てくるような古い分厚い違う世界に連れて行ってくれるような扉を開けるような大きなカギです。

これを持ってお店の外に出ます。カフェは違う場所にあるからです。

説明されたようにカギを開けると薄暗い中に螺旋階段が下に続いてるのが見えます。

そこを下って行くと....ここから先は実際に行ってからのお楽しみに。

3件目はFukumimiさんです。

IMG_20180810_101147.jpg

Fukumimiさんといえばパンケーキ!

http://fukumimi-kyoto.com/ 

ハワイ好きの店主がカフェいっぱいにハワイ感を演出しています。

今回いただいたのはシリアルとパンケーキのモーニングセット。パンケーキはなんと食べ放題です!(ちなみに私は6枚食べました!)

塩の効いたバターとメープルシロップをたっぷりかけていただくと、幸せが口いっぱいに広がります~!

トッピングにソーセージを追加しました。

広々とした店内はゆっくりでき、女子会にピッタリ。

以上3店ご紹介しました。皆さんも是非ご堪能下さい。

日々のこと2018.08.15
夏休み

夏休みをいただき、香川県に行ってきました。
昨年の夏休みも香川県に行きましたが、今年は内容を変え、
瀬戸内海に浮かぶ豊島(てしま)まで足を伸ばしました。

20180815_1.JPG高松から豊島(家浦)行き高速船に乗ります
直行便で35分ほどで到着します。

20180815_2.jpg豊島、家浦港近くの安岐石油さんで車を借り、
目的地の豊島美術館へ

20180815_3.JPG豊島美術館に展示物はありません。
40m☓60m高さ4.5mの巨大な水滴のような形の建物自体が作品になっており、
中に入ると光、風、音、普段は意識しないものが強く感じられ、
床からは所々水が湧き出ており水滴が転がっています。
水滴は天井の穴からの光を反射して光り、風に吹かれて震え、床の傾斜にまかせて移動します。

20180815_4.JPG台風が来る予報で一時はどうなるかと思いましたが、

最終日までお天気に恵まれ、良い旅行でした。

お食事2018.08.04
美味しいあめちゃんを買いに

夏真っ盛り、全国的に危険な暑さが続いていますが、皆様お変わりありませんか。今年は夕立もなく、朝夕ともジリジリ暑いですね。水分はこまめに、塩分も取りながらこの夏を乗り越えましょう。

さて、関西方面では飴のことを「あめちゃん」と呼びますが、関東や九州の友人には笑われたり驚かれたりしますが、私たちは子供でも大人でも「あめちゃん」なんです。なぜかと言われますとお答えようがありませんが。。。

それはさておき、京宿うさぎから徒歩20分程で行ける老舗の飴屋さん「祇園小石」をご紹介しましょう。

おちょぼ口の舞妓さんもポーンとお口に放り込める小さいサイズのあめちゃん。沢山の種類から選ぶのが楽しいですよ。お店の一番人気は祇園小石という名の京飴で、6種類の味が入っています。他にも夏にちなんだサイダー味や、定番のニッキ味や抹茶味もお勧めです。

1.jpg私のお勧めは今の時期だけ販売されるすいか味。お口の中で転がすと、すいかそのものの風味に思わずニッコリ、うわ~美味しいと思って食べていると、すいかの種に見立てられて入っている黒胡麻さんがプチっとはじけます。絶妙な組み合わせで夏の暑さも暫し忘れます。

季節ごとに、行事ごとに、それぞれの楽しみを「あめちゃん」の中に見つけてください♡

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祇園小石 本社

京都市中京区錦小路猪熊西入七軒町481

TEL 075-841-3051

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