日中の日差しは暖かいですが、まだまだ朝晩との寒暖差に体調を崩しそうです。
3月も終わり間近、今年もまた桜の季節がやってきます。
京宿うさぎの近くの桜の名所と言えば、二条城。今年も桜祭りが開催され、期間中は夜間のライトアップもあります。
期間 2017年3月24日(金)~4月16日(日)
ライトアップ時間 18:00~21:30(入場は21:00まで)
料金 大人 400円(和装の方は入城無料)
また、約三年間の修復工事がなされていた東大手門もようやく工事が終わり、再び荘厳な門を望む事ができます。
この東大手門の修復完成記念として、通常は非公開の門内部を公開するとの事です。
期間 2017年3月24日(金)~7月31日(月)
受付時間 8:45~16:30
料金 400円(入場料別)
二条城建築当時は櫓門のように2階建てだったそうですが、一旦1626年に一重の門に建て替えられ、再度1662年には 当時発生した地震の復興に際し、現在の様にまた櫓門に戻したそうです。
朝廷・幕府、京都そのものの歴史を長らく見てきた東大手門がまた新しく修復され、今日の京都を見守ります。
そんな歴史的な門の内部を見る事ができ、普段は見られない夜の二条城を桜と一緒に楽しめるなんてとても幸運なことですね。
桜は恐らく3月末頃に開花かと思われますが、ピカピカの東大手門、ライトアップされる二条城を美しい桜と一緒に是非楽しんでください。
3月に入り、まだ寒い日もありますが、少しずつ気温も上がってきて、もう春も目前ですね。
北野天満宮では、2月から梅苑が公開されています。
北野天満宮は、学問の神様である菅原道真公がまつられている神社で、菅原道真公ゆかりの梅が、なんと50種約2000本があり3月末まで長く楽しめます。
平安初期、当時政権を握っていた藤原一族を快く思っていなかった宇太天皇に見初められ、藤原一族滑落のために活躍したのが菅原道真公でした。
菅原道真公は幼少より和歌の才能にめぐまれ任官後は政治にもその才覚をあらわし、右大臣の地位にまで上りつめます。
しかし当然、藤原家からの反感を買ってしまった菅原道真公は、突然、九州の大宰府への異動を命じられます。
そして、妻子と離れ一人旅立つことになった時、後の世に広く伝えられるようになった和歌「東風(こち)ふかば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ」を詠み、梅との別れを惜しみました。風流人である道真公は、屋敷内の梅の木をとても愛でていたのです。
道真公が大宰府で都を懐かしんでいる頃、残された梅は道真公を慕い、1夜のうちに大宰府まで飛んでいって降り立ったといいます。これが飛梅伝説で、北野天満宮のご神木とされている梅の木は、飛梅より株分けして伝説伝承の木であるとされています。
道真公が大宰府で失意のうちに亡くなると、都(京都)には落雷などの天変地異が起きるようになり、道真公の呪いではないか?といううわさが広まりました。そこで道真公の霊を慰めるために創建されたのが北野天満宮。天暦元年(947年)、今から1000年以上前のことです。
北野天満宮の梅苑で一足早い春の訪れを感じ、道真公の歴史にも触れてみてください。
年が明けたと思えば、あっという間に3月になりました。
まだまだ夜は寒いですが暦上では春。日中の日差しからは確かに春らしさを感じるときがあります。
京都の数あるイベントの中でも、春を告げる人気のイベント、「花灯路」が今年も開催されます。
今年のテーマは「花」。3月3日(金)~12日(日)点灯時間 18:00~21:30まで。
道沿いに小さな灯路が設置されるので、古都の雰囲気を残す石畳や町屋が綺麗に照らされ奥ゆかしい美が淡く映し出されます。
ライトアップエリアでは現代生け花の展示や、期間中特別拝観として清水寺、青蓮院、知恩院などもライトアップされます。
協賛事業として、花の日本舞踊「春乃流」奉納舞踊や、京都市と相互交流を行っている新潟市・会津若松市による観光PR、大正時代の有名な美人画家 竹久夢二の「夢二の裸婦展」なども併せて開催されます。
公式ホームページの宿泊料金は他社予約サイトよりもお得なプラン価格設定がございます。公式サイトから予約されますと、特製グッズ・アルコール類・菓子詰合せなどいずれかの特典をご用意いたします。
※他社予約サイトには適応されません。