京都二条城そばの京町家スイート

うさぎのつぶやき  宿と観光情報

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観光情報2018.07.14
京都郊外のプライベート庭園

砂防堰堤へ行ってきました。

 

名前だけ聞くとなんだか堅苦しいですが、行ってみたらとっても心落ち着くところでした。

京宿うさぎのある二条から自転車でのんびり一時間(かなり道草しました!)綺麗な小川の流れる小さなプライベート庭園を発見しました。

 

平日のお休み、一人どこに行こうか考えていたら友人が教えてくれた場所です。

 まず目指したのは出町柳駅。

 

まだ通ったことのない道を探検すると決め、烏丸御池~丸太町間をぐねぐね何となく東に進み、

 途中小さな八百屋さんでオレンジを二つ購入。本当はバラ売りなんて無かったのに、お店の人ありがとうございます!

そうしてどこからか鴨川にぶちあたり、ひたすら川沿いを北上。(この時はまだ大雨の前でした)

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途中で休憩。鴨川にはいろんな人がいて、サックスフォンを練習してる人もちらほら。

 日差しは暑かったけどサックスフォンのまったりした音と川の音とで、優雅にオレンジを頬張り、一瞬自転車の旅途中だということを忘れてしまいました。

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さらに鴨川を北上していくと、ある生き物に沢山遭遇しました。

カメです。

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これが元々鴨川にいたのか外国から来たのかは分かりませんが、飛び石もカメの形なので元々いたのかもしれませんね。

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そして鴨川の分かれ道、出町柳に到着したら東に進みます。ここからは川沿いの道もなくなり、道路横の歩道を進みます。

 まだまだ進み修学院の駅までたどり着き、そこから更に東へ。

 どんどん道が狭くなり民家も減り、どんどん急な登りになり足元もいつしかオフロード。

砂利道で私のママチャリは滑って滑ってとても乗ったままでは進めなくなったので諦めて手で押すことに。

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この先はとうとう自転車では入れなくなり駐輪して歩いた先に見えたのは小さな小さなダムでした。

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友人から聞いていた風景と違ったので、もう少し先へ歩いてみることに。。

 

ここです!少し見えづらいですが、奥には滝もあるんですよ。

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周りを山に囲われて聞こえてくるのは鳥の声と水の流れる音です。

川の真ん中にあった大きめの石に腰を下ろし、足だけ水につけるとなんとも気もち良く、

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心までリフレッシュされました。

 これから暑い日が続くので少し足を伸ばして小さな庭園を優雅に独り占めしてはいかがでしょうか。

観光情報2018.07.01
トリップアドバイザーで人気 京都伝統産業ふれあい館

夏本番まであとわずか、日増しに暑くなっていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

本日は、京都伝統産業ふれあい館のご紹介をいたします。

京都は千年の都、歴史的な建造物だけでなく、現代まで時代を超えて連綿と続く伝統技術の世界が多く残された町でもあります。和食なら「京料理」、漆芸なら「京漆器」、その他にも「京焼・清水焼」「京友禅」「西陣織」「京竹工芸」「京象嵌」「京くみひも」「京仏具」・・・京や京都の地名を冠した伝統産業は枚挙に暇がありません。

 京都伝統産業ふれあい館は、そのような京都の歴史と文化を伝える伝統工芸品 74品目 約500点 を一堂に集め、その優れた価値や魅力を体系的に紹介する国内でも有数の展示場です。 

 

場所は東山の岡崎、平安神宮にほど近い、京都市勧業館「みやこめっせ」の地下1階にあります。この近辺には多くの美術館や動物園、劇場などが集っており、イベントの開催なども多く年間を通じて賑わうエリアです。

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びっくりするのは、これだけの種類、点数の伝統工芸品が "無料" で見られることです! 

世界最大の旅の口コミサイト,トリップアドバイザーが発表する「無料観光スポットランキング2017」で、京都伝統産業ふれあい館 は 国内5位に選ばれています。修学院離宮、桂離宮といった名所に次いでランク入りしているのですから その評価の高さが分かります。 

 

では、ふれあい館をご案内しましょう。 

広々とした館内に展示されている、扇子、西陣織、陶磁器、組紐、竹工芸、和ろうそく・・・どれをとっても精巧で見事な作品で、美と技が凝縮されていると感じます。

06-2ふれあい館館内.jpgふれあい館館内(出典:京都伝統産業ふれあい館) 

 

面白いのは、展示されているものの中で、購入できるものもある点です。普通の美術館や博物館ではこうはいきませんね。

04-2焼き物.jpg陶磁器(出典:京都伝統産業ふれあい館)

 単に展示するだけでなく、歴史や制作工程などをわかりやすく解説しているところも魅力です。伝統工芸品は 実に多くの過程を経て完成します。その工程を知ることで、美と技の世界を深く知ることができます。 

03-2京漆器制作工程.jpg京漆器制作工程(出典:京都伝統産業ふれあい館)

02-2説明パネル.jpg説明パネル(出典:京都伝統産業ふれあい館)

毎月、京象嵌や京友禅など様々なジャンルの職人による制作実演が行われています。一つの精緻な作品が完成するまでにどのような作業がなされ、どれほどの手が加えられるか、熟練技を間近に見ることができます。直接制作の苦心やこだわりを伺うこともでき、完成品を見るだけでは分からない価値を感じとることができます。 それに京都人である職人さんと触れ合うことで、きっと京都の暮らしや文化を肌で感じられまよ。

04-2京象嵌実演.jpg京象嵌実演(出典:京都伝統産業ふれあい館)

tsuzure実演_02-2.jpg綴織り実演(出典:京都伝統産業ふれあい館)

この他に摺型友禅染の体験や、芸舞妓による演舞を間近で見学することも出来ます。(*体験、演舞の開催日程、時間は最新の情報をご確認ください)

02-2摺型友禅染体験.jpg摺型友禅染体験(出典:京都伝統産業ふれあい館)

 

展示内容は定期的に入れ替えられます。年数回は「季節」「職人の道具」というような今までにない切り口の企画展が開催され、何度も訪れたいと思わせてくれるところです。 この他伝統工芸関係の専門書や図録などが充実した図書コーナーや、お土産になる伝統工芸品が購入できるミュージアムショップもあり、学びや楽しみが満載です!

 京都伝統産業ふれあい館は、気軽に京都の伝統産業や文化を堪能できる素晴らしいところだと思います。伝統工芸品を通じて歴史や文化を理解することで、日本人としての誇りを思い起こさせ、アイデンティティーを確認できる気がします。

皆様も是非、京都伝統産業ふれあい館を訪れて、京都とふれあってみてくださいね。

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京都伝統産業ふれあい館 ホームページ https://kmtc.jp/

観光情報2018.05.05
まるっと一日宇治

皆様こんにちは。

日、二条から少し足を伸ばして、宇治へ行ってきました。お天気がとても良く、初夏のような気候で行き交う観光客の方も半袖で歩いていました。 

JR二条駅から京都駅に行き、そこからJR奈良線に乗り換え約20分程で宇治に到着します。地図で見ると少し遠い気もしますが実際には程よいデイトリップの距離です。

京都駅からはこれでもかというくらいギュウギュウに電車に押し込まれ、地面に足が付かないんじゃないかと思うくらい。

でもそれは伏見まで。90%のお客さんは伏見稲荷観光でした。

その後は優雅に源氏物語を読みながらあっという間に宇治へ。

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前日に突然思い立って来てしまったので、ノープラン。とりあえず駅すぐ横の観光案内所へ。

とびっきり元気なスタッフの方がとても親切に観光名所を教えて下さいました。

初めに、源氏物語ミュージアムへ行きました。

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思っていたよりコンパクトなミュージアム、しかしそこはあの物語を読んだことのある人にはたまらない場所でした。

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ミュージアムを出てさわらびの道を少し歩くと、大吉山があります。

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片道約25分。登山道はきれいに手入れされていて、しっかりした登山シューズではなくても簡単に頂上まで行けました。

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 下山して次に向かったのが国の重要文化財である氏神神社。

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そして更に歩いていくと、あの朱色の橋、朝霧橋に出ます。源氏物語、浮舟と匂宮の有名なシーンの場所です。

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とっても綺麗でした。しかし上流にダムがあると言えどやはり流れが速く、落ちたらひとたまりもないだろうなと思いました。

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朝霧橋を渡り、橘島・塔の島を越え。。

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平等院!そもそもここは別荘。それを藤原道長が譲り受け、その子頼通が寺に改めました。

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最後に足を運んだのが、宇治橋通りにある商店街。ここでとっても美味しいスイーツに出会いました!

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左手にあるのが酒粕のアイスクリームに抹茶パウダーがかかったもの。

濃厚な酒粕のアイスにさっぱりでも濃厚な抹茶がとっても合います。

店内手作りだそうです。

 

右手にあるのは抹茶ラテ。これまた優しい味で一日歩き回った後の身体にしみます。

そろそろ日が暮れ始めJRで帰宅。

電車でのアクセスに便利で宿泊は京都市内でも簡単に行けちゃいます。

是非、皆様も足を伸ばしてみてはいかがですか。

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観光情報2018.02.03
壬生寺

本日2月3日は節分です。

古来、立春を迎える前に悪鬼や疫病を追い払う行事が行われてきました。

京都では、表鬼門の吉田神社と裏鬼門の壬生寺の節分会が有名です。

壬生寺の節分会は、平安時代白河天皇の発願によって始まったといわれ、900年もの伝統があるそうです。

20180203_1.JPG多くの人で賑わう本堂です。奥には千体仏塔が見えます。

20180203_2.JPG厄除け炮烙(ほうらく)

20180203_3.jpg名前、年齢等を書き込んだ素焼きの炮烙は壬生狂言の劇中で豪快に割られ、厄が払われます。

20180203_4.JPG近藤勇 像

壬生寺は新選組ゆかりの寺でもあります。

寺の東には池があり、その中の壬生塚には隊士達の墓があります。

この冬は体調を崩すことが多かったので自然とお参りにも力が入りました。

しっかりと厄を払い、春を迎えたいものです。

観光情報2018.01.18
京都御所

先日、京都御所に行ってきました。

あいにくこの日は 御所の中を見学することができず、京都御苑(国民公園)の南西の角にある「閑院宮(かんいんのみや)邸跡」というところに入ってみました。 

閑院宮邸跡は江戸時代から続いた閑院宮家(四親王家のひとつ)の屋敷跡で、趣のある建物と庭園は当時の面影を今に伝えています。 敷地面積は約9500 あり、建物、庭園がなんと無料で見学できます。

季節のせいもあるかも知れませんが、広々とした空間には人も少なく、静寂が広がっています。 喧騒とした街や、賑やかな観光スポットと比べ、落ち着いて味わうことが出来る穴場ではないでしょうか。

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とても温かい日で、どこか懐かしいおばあちゃんちのようなこの縁側で、まったり日向ぼっこしていたら、ついうとうとしてしまいました。 ゆっくりとした心地よい時間を過ごしました。

新緑の頃には、「床みどり」と呼ばれる 黒い床板に緑が映るのを見ることが出来、大変美しいそうです。(左京区の実相院が有名ですね)

また、周りを歩いていたら こんな面白いものを見つけました。

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これは倒れた松の木から桜の木が生えているものです。 朽ちた松からまた新たな命が息吹をあげる。 自然の不思議さ、力強さには感動を覚えます。

まだまだ桜の時期には早いですが、この木が桜の花で満開になる頃にもう一度訪れたいと思います。

  1. 10

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