京都二条城そばの京町家スイート

うさぎのつぶやき  宿と観光情報

Category

観光情報2020.07.03
京の夏の風物詩 納涼床

皆さま、こんにちは。

京都では、例年のようなじっとりとした梅雨ではなく、今年は晴れ間が多いように感じます。お散歩していると、あちらこちらにたくさんのアジサイを見かけます。この時期ならではの風景に癒されますね。

今年の夏も納涼床がたてられました!京の夏の風物詩ですね。納涼床の歴史は古く今から400年ほど前、豊臣秀吉の三条、五条橋の架け替えなどを経て、鴨川の河原は見世物や物売りで賑わいました。それにともない、富裕な商人が見物席を設けたり、茶店ができたりするようになり、これが納涼床の始まりと言われています。

第二次世界大戦の影響で半永久的に床は禁止され、納涼床の光が消えましたが、戦後復活します。納涼床の基準がつくられ、「鴨川納涼床」が地域ブランドとして商標登録されました。今では納涼床の申請が100軒を数えるまでになったそうです。

昨年の納涼床の様子をご紹介します。昼間の強い日差しと高い気温とは打って変わって、夕方の空を見渡しながら川の上の流れる風を感じ、夕涼みの中でお食事が頂けます。

床写真.jpg

夕方景色.jpg夕方景色2.jpg暗くなるとまた雰囲気がガラッと変わり、ライトアップされた橋や賑やかな声に気分が高揚しますね。

夜写真.jpg

京都にいらっしゃる際は、夏の風物詩を楽しんでみてはいかがですか。

京宿うさぎから地下鉄二条駅で約13分、タクシーで約15分で木屋町御池(鴨川納涼床の北側のエリア)に到着します。

夏休みのご予定はお決まりですか。是非京宿うさぎの京町家スイートにお泊り下さい。

観光情報2020.01.27
壬生大念佛狂言

今年は暖冬で寒いのが苦手な私には有難い気候です。皆さまはいかがお過ごしでしょう。

もうすぐ節分ですが、京宿うさぎにも近い壬生寺での節分行事をご紹介いたします。

 

壬生寺は御所から見て南西(裏鬼門)に位置し、節分のお祭りをして鬼を封じるという意味があるそうです。因みに表鬼門は吉田神社でこちらも賑やかにお祭りが行われます。

 

今回は、壬生寺の行事「節分会(せつぶんえ)」で公開される「壬生狂言」についてです。

壬生狂言は、正しくは「壬生大念佛狂言(みぶだいねんぶつきょうげん」と言い、昭和51年に国の重要無形民俗文化財として、京都府下では第一番に指定を受けています。

 

壬生寺は、境内の壬生塚に新選組隊士が祀られていることで有名ですが、「壬生寺のカンデンデン」と親しまれる、伝統芸能「壬生狂言(みぶきょうげん)」も大変人気が高く、年に3回ある公開時には数多くの方が訪れ、屋台の出店とお参りの人で溢れかえる大賑わいです。

 

壬生狂言の始まりは、鎌倉時代に勧善懲悪・因果応報という仏の教えを分かりやすく伝えようとしたもので、なんと700年以上の歴史があります。

すべての演者が仮面をつける無言劇で、鉦(かね)や太鼓、笛の囃子(はやし)に合わせて身振り手振りで演じます。 

衣装や道具も京の伝統工芸の技が活かされたものが多く、思わず見入ってしまいます。

 

この壬生狂言を演じているのは、「壬生大念佛講(こう)」の方々です。いわゆるプロの方ではなく、会社員、自営業などの本職をもち、小学生から70歳台の長老まで、おもに地元に居住する方々で、地元の伝統文化を伝承しようと修練を積んでおられます。「衣裳方(かた)」と呼ばれる衣裳の着付担当以外は全員が男性です。

 

節分会では、昇殿特別祈祷、お練り供養、大護摩供養、厄除け護摩祈祷、星祭などが執り行われますが、面白いのは、炮烙(ほうらく)という素焼きのお皿を購入して、願いごとなどを書いて奉納する独特の風習があるのです。 

この炮烙は、4月に行われる壬生狂言の序曲「炮烙割(ほうらくわり)」の中で割られ、奉納者はその年の災厄を免れて福徳を得られると伝わっています。1回の上演ごとに1000枚ほど割られるのですが、その豪快な割れっぷりには胸がすきます。

 

壬生狂言は、庶民に娯楽として親しまれたために 、現在でも30の演目が残っていて、毎年上演されています。

節分会では、厄除・開運を祈願して、壬生狂言の「節分」という題目だけが1日8回繰り返して上演されます。

春と秋の公開は有料ですが、この節分の公開は無料なんです!

招福ぜんざいも無料で配られてお得感満載です(午前十時から、先着1000人)。

 

壬生狂言の演目「節分」のあらすじは、

節分の日に夫を亡くした女が、厄を払うまじないをかけてもらう。

その後、打ち出の小槌を使って人間の姿に化けた鬼が女へ近づく。

女を喜ばせようと、鬼は打ち出の小槌で美しい着物を次々と出していく。

それに女は喜んで、宴を開いて鬼に酒をすすめる。

鬼は酒をたくさん飲み、やがて酔いつぶれてしまう。

鬼が酔いつぶれている隙に、女は打ち出の小槌を奪い、鬼の着ている着物まで剥ぎ取る。

女に鬼だと正体がばれてしまう。

仰天した女の悲鳴に、鬼は驚いて目を覚ます。

鬼は全て無くなったことに怒り出すが、女は鬼の嫌いな豆をまいて鬼を追い払う。

 

鳴り物の音も楽しく、動きもユーモラスで笑いを誘う狂言なのですが、

「鬼 (病気、災厄や貧困など様々な不幸)を招く甘い誘惑に負けずに、マメ(まじめに、こつこつ)に働くことによってこそ、福徳は得られるものである」

という教えを伝える狂言だそうで、ユーモラスな表現の中に深い教えがあるのですね。

 

大人気の壬生狂言ですが、鑑賞のルールがあります。

写真も動画も撮影禁止なのです。

撮影してインスタなどに・・はと思う気持ちはやまやまですが、ここは気持ちを切り替えてじっくりと舞台に楽しみましょう。 

雨の日の露天の客席では傘が邪魔になるので是非、雨合羽のご準備を。

 

今年の壬生狂言の日程、上演時間は、

2月2日(土)、3日(日)(壬生寺節分会は2日~4日)

両日共に13時~20時まで、毎時0分に開演です。

上演時間は約40分で、入れ替え制です。

詳しくは、壬生寺のサイトなどでご確認ください。

 

700年の長きに渡って、土地に根差し、途切れず続いてきた壬生狂言は、ずっと愛されてきた存在ですね。

皆さまも是非その魅力を味わいにどうぞお越しくださいませ。

壬生狂言 IMG_00252.jpg

観光情報2019.10.11
秋の京都散策 高台寺

皆様、こんにちは。

京都も蒸し暑い日が過ぎ去り、だんだんと涼しくなってきました。昨年の晩秋に高台寺に行きました。

秋にはお庭の色鮮やかな紅葉を見る事ができます。

IMG-7891.JPG

豊臣秀吉の奥様、ねね様が秀吉の冥福を祈るために建てた高台寺。

下記の写真は、近年に造られた秀吉とねねの石像です。

IMG-7890.JPG

高台寺周辺の道なりは、日本らしい古き良き建物を見ることができますので、軽いハイキングをされてはどうですか?

高台寺前の圓徳院もお勧めします。ねね様が晩年を過ごされた場所になります。

うさぎからの散策プラン

うさぎ

地下鉄二条駅

↓約10分電車でゆらゆら

三条京阪駅

↓鴨川沿いをお散歩

祇園の町を散策

八坂神社

ねねの道

高台寺 

秋のご予約はたくさん入ってきました。まだ空きはございます。ご予約はお早めに

最後にうさぎの去年の坪庭のもみじです。

IMG-7251.jpg

食事処・甘味処・カフェ2019.08.19
上七軒ビアガーデンで舞妓さんに会う

上七軒は京都市上京区真盛町から社家長屋町に位置する花街で、京宿うさぎからはタクシーで約15分です。

IMG-8693.JPG

IMG-8688.JPG

夏限定のビアガーデン、上七軒歌舞練場で涼をとりました。

IMG-8695.JPG

正面の入り口から入ると、とても雰囲気のある建物とお庭。まるで別世界に来たようです。庭の池には立派な鯉が悠々と泳いでいます。

IMG-8842.JPGIMG-8701.JPGテーブルに着きお食事を始めると、舞妓さんがお話しに来てくれます。舞妓さんの名刺、千社札も頂けます。でも、シールです‼

夏の思い出に舞妓さんのかわいらしいお姿とお話をおつまみに、ビールを飲みにいらっしゃいませんか?2019年のビアガーデンは9月5日まで営業しています。

IMG-8702.JPG

観光情報2019.06.28
ノンバーバル劇 GEAR/ Non verbal show "GEAR"

ART COMPLEXギア事務局さんに"GEAR"に招待いただきましたので、6月中頃にうさぎスタッフで行ってきました。

国内外とても有名な舞台らしく(うさぎスタッフは知りませんでしたが。。。)客席はほぼ満席でした。日本人の方よりも外国の方がたくさんいらっしゃいました。

舞台が始まる前までは、ノンバーバル(無声)の劇って楽しいのかなという思いがありました。学生時代に一度、他のノンバーバル劇を見ましたが、うとうとした記憶がありましたが、見事に私の疑いが晴れました。

プロジェクトマッピングとパフォーマーが演じるロボットたちが完璧に合わさって上演中ずっと魅了されていました。また内容がコメディ調に作られていて、会場は終始笑い声や、拍手が響き渡っていました。しかし最後は感動のシーンもあり、涙ぐんでいる方もいました。これは見る価値あり!!

またキャストが毎回入れ替わるらしく、それぞれのキャストの組み合わせで、毎回ショーが少しずつ違うようです。中にはリピーターの方もいらっしゃるようです。

夏に京都に訪れた際は、観光で京都を回るのも良いですが、涼し劇場でGEARを観るのはいかがですか。HPのキャンペーンページでは夫婦50割やレディース割などが今行われているようです。京都でロングラン上演中のGEARを、夏の思い出に、日中や夜のエンターテイメントにいかがでしょうか。

 

We were invited for non verbal long run show "GEAR" in later June.  The theater is 3 stations away from us by subway, only about 15 mins to get there!

The show is very atractive and marvelus projection mapping are very well used all over the show.  It is very famous show in Japan as well as overseas visitors, and it was almost fully booked when we visited.  Surprisingly, a harf of audience is oveseas visitor!!!  Needless to say it is easy to understand the story when non verbal.  

The story has lots part of laughfing, applauding and crying.  Performers are well trained to move around in such a small hall.  They sometimes come to audience seats and include us in the show.  It is warth watching and non stop 90 minutes exciting show will become your great souvenir.

It seems they have so many acters and changes them every time, means the show changes a little bit in every show time.

Here we have very hot Kyoto Summer but how is watching it in a cooler hall.  We bet you enjoy this cool show and cool hall in Kyoto.  It's going to be great experience & chance!!

 GEAR2.jpg

席の予約はHPまたはお電話で! Booking is avairable on HP or Phone below!

HP:https://www.gear.ac/     HP in English: https://www.gear.ac/en/

場所:〒604-8082  京都市中京区三条御幸町角 1928ビル3

Adress: 3F 1928Bld. Sanjo-Gokomachi Kado, Nakagyo-ku, Kyoto, 604-8082

電話/TEL:075-254-6520(通常開館 10:00-19:00)/ +81-75-254-6520 (Open :10am-19am)

  1. 8

ベストレート保証

ベストレート保証

公式ホームページの宿泊料金は他社予約サイトよりもお得なプラン価格設定がございます。公式サイトから予約されますと、特製グッズ・アルコール類・菓子詰合せなどいずれかの特典をご用意いたします。
※他社予約サイトには適応されません。

公式WEBからの
ご予約はこちら

ページの先頭へ